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競合分析の進め方|広告戦略を組む前に必ずやるべき5つのこと

競合分析の進め方|広告戦略を組む前に必ずやるべき5つのこと

いつもご覧いただき、ありがとうございます。運用支援の窓口の角田です。

「競合分析、なんとなくやってはいるんですけど」「気にはなるんですが、ちゃんとしたやり方が正直分からなくて」――こういう声、本当によくいただきます。

 

私自身、自社D2Cブランドの「Fresk」を立ち上げたばかりの頃は、毎日のように競合のインテリアショップを観察していた時期がありました。朝起きてはInstagramを開き、寝る前にもまたチェックして。今振り返ると、ちょっと取り憑かれていたかもしれません(笑)。

 

ただ、あの観察があったからこそ、最初の半年で勝ちパターンを見つけられたと、いまでも思っているんですね。

今回は、現実的にすぐ実践していただける競合分析の5ステップを、私なりに整理して共有させてください。

競合を3階層に分けてリストアップする

「競合」とひと口に言っても、実はいくつかの種類があるんですね。

ここをまず整理しないと、観察対象が散らかってしまって、何を見ているのか分からなくなります。

直接競合

同じ商品・サービス・価格帯・地域で、お客様の取り合いになる相手のことを、ここでは直接競合と呼びます。

Freskで言えば、金沢市内の他のインテリアショップ。同じ商圏で、同じ温度感のお客様を見ているライバルですね。

間接競合

商品・サービスは違うけれど、お客様の「予算」を奪い合う相手のことです。

Freskで言えば、ファッションECや化粧品ECがこれにあたります。インテリア雑貨を買うはずだった3,000円が、別のところで使われてしまう――そういう関係です。

 

意外と見落とされがちですが、間接競合の存在を意識できるかどうかで、訴求の切れ味は大きく変わります。

大手・参考競合

規模感は違うけれど、ベンチマークとして見るべき相手のことです。

Freskなら、無印良品やフランフラン、あるいは海外のインテリアブランド。「自分たちが成長したら、こうなりたい」と思える、理想像のような存在ですね。

 

この3階層をそれぞれ3〜5社ピックアップして、計10〜15社をリストアップします。これくらいの数を観察対象に持っておくと、市場の全体像が立体的に見えてきます。

競合のサイトと商品ページを観察する

リスト化した競合のサイトを、急がず、丁寧に観察していきます。

ここを流し見で終わらせると、本当にもったいないんですね。

見るポイント

  • サイトのトップページ:何を最初に見せているか
  • 商品ページ:写真・コピーの構成、価格帯、レビュー数
  • 導線:問い合わせ・購入までのクリック数
  • コンテンツ:ブログ・コラムの更新頻度・テーマ
  • ブランドメッセージ:どんな価値観を打ち出しているか

これらを観察するだけで、競合の「強みと弱み」が、ぼんやりとですが浮かび上がってきます。

 

Freskの場合、いくつかの競合インテリアショップのサイトを見ていて、「商品の世界観の見せ方が弱いお店が、思っていたよりずっと多いな」と気づいたんですね。

そこを、自分たちの差別化軸として設定しました。あくまで私の中で、ですが、これが結果として最初の半年の伸びを支えてくれた判断だったと感じています。

競合の広告を「広告ライブラリ」で見る

Meta広告(Instagram・Facebook)には、すべての広告主が現在出している広告を、誰でも無料で見られる「広告ライブラリ」というツールがあります。

登録不要で、いますぐ使えるんですね。これは、知らないと本当に損だと思っています。

 

使い方はシンプルで、こんな流れです。

  1. 「Meta広告ライブラリ」で検索
  2. 競合のFacebookページ名・Instagramアカウント名を入れる
  3. 競合が現在・過去に出している広告クリエイティブが、すべて閲覧可能

これだけで、競合がどんな訴求を、どんなビジュアルで、どれくらいの頻度で出しているかが、丸わかりになります。

 

Freskを始めたばかりの頃、私もこのツールに本当にお世話になりました。

「ああ、競合はいまこういう訴求でやってるんだ」「このフォーマット、最近多用してるな」――そういう発見が、戦略のヒントとして、毎週のように積み上がっていきました。

競合が取っている検索キーワードを調べる

続いて、競合がどんなキーワードで検索流入を取っているかを調べていきます。

これも、ツールに任せれば思っているより簡単に把握できるんですね。

使えるツール

  • Ubersuggest(無料あり・有料)
  • Ahrefs(有料・SEOプロ用)
  • SimilarWeb(無料あり・有料)

競合のURLを入力すると、「どんなキーワードで検索1位を取っているか」「月間どれくらい流入があるか」が一覧で出てきます。

 

これが見えてくると、「うちでもこのキーワードなら勝てそうだな」「ここは競合が押さえているから、別の切り口で攻めようか」みたいな判断が、初めて根拠を持ってできるようになるんですね。

余談ですが、私自身、金沢の地域キーワードで自社の検索順位を1位まで持っていったことがあります。あのときの肌感覚があるので、地方の中小企業様にも「やり方さえ間違えなければ、ちゃんと拾えるエリアはありますよ」と申し上げたいんです。

競合のSNS運用状況を分析する

競合のInstagram、X、TikTok、YouTubeなど、SNSアカウントを観察していきます。

見るポイント

  • フォロワー数の推移(変化があれば、伸びてる証拠)
  • 投稿頻度
  • 投稿内容のテーマ・トーン
  • エンゲージメント率(いいね数・コメント数)
  • 反応が特に良い投稿の傾向

「フォロワーは多いけど、反応は薄いな」「フォロワーは少ないけど、コメント欄が熱狂的だな」――競合ごとに、まったく異なる性格が浮かび上がってきます。

 

数字の表面だけ追っていると見えてこないのですが、エンゲージメントの「中身」を見にいくと、そのブランドの本当の体温が分かるんですね。

競合分析の、本当の意義

競合分析でいちばん大切なのは、「真似する」ことではないと、私は強く感じています。

 

競合と同じ訴求、同じビジュアル、同じ媒体で勝負しても、後発の中小企業がそのまま勝てる、というのは現実的ではないんですね。

競合分析の本当の意義は、「競合が押さえていない領域」「競合が弱い領域」を見つけて、そこで自社の差別化を作ることにあると、私の中では定義づけています。

 

Freskで言えば、競合のインテリアショップ群が「商品の機能性訴求」中心だったのに対して、私たちは「世界観・暮らしの提案」に振り切りました。

この差別化が、結果としてInstagramでのフォロワー伸長へとつながったと感じています。

 

もう一度だけ、書かせてください。競合を見るのは、真似するためではなく、「真似されていない場所」を見つけるためです。

競合分析を「習慣化」する

一度やって終わり、ではなく、月1回・四半期ごとに継続するのが理想だと考えています。

市場は常に動いていますし、競合も変化し続けていますから、年に1回の棚卸しでは、追いつかないんですね。

 

Freskでは、月に1回必ず「競合定点観測ミーティング」という時間を設けていました。

新商品の動向、新しい広告、SNS投稿の変化など、定点的に観察することで、市場の変化を早めにキャッチできるようになっていきます。

まとめ

結論として、競合分析は、広告戦略を組む「前に」絶対やるべきステップだと、私は思っています。

3階層の競合を10〜15社リストアップして、サイト・広告・キーワード・SNSを多面的に分析する。そこから、御社が取るべき差別化軸が立ち上がってきます。

 

ここまでお読みいただいて、「うちはどう動くべきか、まだ分からない」と感じられた方は、無料相談からお問い合わせいただければと思います。御社の状況に合わせて、具体的な選択肢をご一緒に整理させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。

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