NEWS / COLUMN
LINE公式アカウントとは?ビジネス活用の基本を初心者向けに解説
目次
「LINE公式アカウントとは?ビジネス活用の基本を初心者向けに解説」、ぐっと深く考えたことはあるでしょうか。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。運用支援の窓口を運営しているソラノデザイン代表の角田です。
私たちが運営してきたアロマ・ライフスタイルショップ「Fresk」では、Instagramでフォロワーやサイト流入を伸ばしながら、LINE公式アカウントをリピート購入の柱として運用してきました。
今回は、LINE公式アカウントとは何か、なぜいま中小企業に向いているのかを、現場で回してきた当事者の感覚ベースで整理してみたいと思います。
LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントは、企業や店舗がLINE上で運用できるビジネス用アカウントのことですね。友だち登録してくれたユーザーに対して、メッセージ配信・チャット・予約・クーポン配布などができる仕組みになっています。
「LINE Bot」「LINE@」「LINEオフィシャル」など、過去にはいろいろな名称がありました。これ、業界の人と話していても、いまだに前の名前で呼ぶ方がいらっしゃるくらいで、変遷が複雑だったんですね。
いまは「LINE公式アカウント」に統一されていますので、本記事でもこちらの呼び方でお話しします。
日本国内のLINE利用率は、もはや圧倒的
あらためて整理させていただくと、LINEの国内利用者数は約9,500万人以上。10代から70代まで、ほぼ全世代で日常的に使われているSNSです。
「うちの顧客はSNSをあまり使わないから…」とおっしゃる経営者の方も多いんですが、LINEだけは、本当に別格だと感じています。
地方の中小企業の主要顧客(特に40〜60代)も、LINEは普通にお使いです。Freskで店舗を運営していた経験から正直に書くと、70代のお客様でも「LINEはもう使ってるよ」という方が普通にいらっしゃいました。
レジに立っていると、お孫さんとLINEでやり取りされている話を聞かせていただくこともあって、もはや家族の連絡網としてインフラ化しているんだなと、肌で感じる瞬間でした。
LINE公式アカウントで「できること」

主な機能を、ひとつずつ整理させていただきますね。
一斉メッセージ配信
友だち登録してくれたユーザー全員に、テキスト・画像・動画・スタンプを一斉送信できます。これがいちばん使われる機能ですね。
セグメント配信
性別・年代・地域などの属性、もしくは追加したタグでユーザーを絞り込んで配信ができます。「20代女性だけにキャンペーン告知」のような使い方ですね。
全員に同じものを送るより、絞った方が反応が良くなる――これは経験則ですが、かなり再現性のある話だと感じています。
自動応答メッセージ
友だち追加時の自動挨拶や、特定キーワードへの自動返信を設定できます。営業時間外のサポート対応にも便利な機能ですね。
リッチメニュー
トーク画面の下に表示される、画像でできたメニュー枠のことです。「予約はこちら」「メニュー一覧」「アクセス」などを、ワンタップで案内できます。
地味な機能のように見えて、お客様の動線を整える上で、けっこう効くんですね。
1対1チャット
個別のお問い合わせに、チャット形式で対応できます。地域密着の店舗運営では、ここが本当に重宝します。
電話よりLINEのほうが連絡しやすい、というお客様は確実に増えていまして、Freskでもチャットからの予約・問い合わせは年々増えていました。
クーポン・ショップカード
来店促進やリピート購入のためのクーポン発行、紙のスタンプカードの代替になる機能も、標準で搭載されています。
LINE公式アカウントの「3つの認証バッジ」
意外と知られていないんですが、LINE公式アカウントには3種類のバッジ(認証マーク)があります。

- 未認証アカウント(グレーバッジ):誰でもすぐ作れる。LINE内検索に出ない
- 認証済みアカウント(ブルーバッジ):LINEに申請して承認されたアカウント。検索結果に表示
- プレミアムアカウント(グリーンバッジ):LINEから個別招待のみ。大手企業のみ
中小企業の場合、最初は「未認証アカウント」で運用を始めて、ある程度フォロワーが増えてきたら「認証済みアカウント」に申請するのがおすすめですね。
認証済みになると、LINEアプリ内の検索で表示されるようになり、新規友だち獲得がしやすくなります。
世間で言われている「LINEは古い」への異論
マーケティング業界の一部では、「LINEはもう古い、InstagramとTikTokの時代だよね」と言われたりすることがあります。これ、私は完全に間違っていると思うんですね。

InstagramもTikTokも、近年は「投稿してもフォロワーに届かない」状態が深刻になっています。アルゴリズム変動でリーチが激減し、企業アカウントは「フォロワー数の割に反応が出ない」状態に。
これは、Freskで3年Instagramを回してきた人間として、肌でひしひしと感じてきた現実です。
その点、LINE公式アカウントは仕組み上、登録した友だちには100%通知が届きます。開封率も50〜70%と、メルマガ(10〜20%)やInstagram投稿(数%)と比べて、圧倒的に高い。
「届く」という意味では、いまLINEはSNSの中で最強の媒体だ、と私の中では定義づけています。
これを軽視するマーケティング戦略は、正直、再考すべきだと感じています。
Freskでの実体験:LINEは「リピート売上の柱」だった
私たちのFreskでは、Instagramを「新規認知」に、LINE公式アカウントを「リピート購入の起点」として、明確に役割分担していました。

Instagramで認知を取り、興味を持ってくれたユーザーをサイトに送り、商品ページからLINE登録をうながす。登録してくれた友だちには、新商品・キャンペーンを定期配信する。
結果、リピート購入率が大きく改善されました。
2026年8月にイオンモール店を閉店させていただいた際も、お客様への重要な告知はLINE経由で送ることで、ECへの誘導をスムーズに進めることができました。
LINEのリストは、文字通り「事業の資産」なんだなと、撤退の場面でこそ強く実感したんですね。
大事なことなのでもう一度書きます。LINEのリストは、自社が直接届けられる、かけがえのない「事業の資産」です。
まとめ
LINE公式アカウントは、日本国内のほぼ全世代がアクセス可能で、配信が確実に届く強力なSNSチャネルです。「古い」という評価は、私の実感とは真逆。むしろ、Instagram・XのリーチがAIアルゴリズムで落ちる時代に、LINEの相対的な価値はどんどん上がっていると考えています。
LINE公式アカウントを使う本当の意味は、Freskで運用していてだんだん見えてきました。
それは「ノベルティや同梱物と同じ役割」を、デジタルで担う装置なんだ、という感覚です。商品が届いた後の体験を厚くするのが、事業のROAS(広告費に対する売上の比率ですね)改善のキモなんですが、LINEはちょうどそのレイヤーに入り込めるツールなんですね。
本記事の論点を、御社の事業に当てはめて整理したい場合は、無料相談から個別にご相談いただけます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。