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FreskでLINE公式アカウントを軸に、リピート売上を作った全戦略の公開
いつもご覧いただき、ありがとうございます。運用支援の窓口を運営するソラノデザイン代表の角田です。
私たちが自社で運営してきたアロマ・ライフスタイルショップ「Fresk」では、Instagramで認知を取った先で、LINE公式アカウントをリピート購入の柱として運用してきました。今回は、その全戦略を、当事者として包み隠さず共有させていただきます。
2026年8月末にイオンモールかほく店を閉店させていただいた際も、LINEのリストが事業の最大の資産になっていたことを、ここでも改めて実感しました。撤退の場面でこそ、それまでに育てた資産の価値が見える――これは、経営者として大きな学びだったと感じています。
戦略の前提:「Instagram」と「LINE」の役割分担

Freskでは、SNSごとに明確な役割を分けて運用していました。
- Instagram:新規認知・ファン化
- LINE公式アカウント:リピート購入・継続接点
- ECサイト:購入チャネル
- 実店舗:ブランド体験
多くの事業者が「Instagramで全部やろう」とするんですが、それは間違いだ、と私の中では定義づけています。
InstagramもLINEも、それぞれの強みが活きるフェーズで使うべきなんですね。1つのツールに過剰な期待を乗せると、たいてい無理が出てきます。
立ち上げ初期:Instagramでフォロワー獲得、LINEは静観

Freskを立ち上げた最初の半年〜1年は、LINEは静かに開設するだけで、本格運用はしていませんでした。優先したのはInstagramのフォロワー獲得です。
その理由はシンプルなんですね。「LINE登録してくれる母数を作ってから、LINEを本格運用すべき」と判断したからです。
Instagramでフォロワーが1万人を超えるまでは、LINE導線は最小限。「気付けば友だち300人くらいいた」程度の状態で、配信もほぼしていませんでした。
母数のない状態で力を注いでも、その努力は溜まりません。順序を間違えないこと――これは大事なポイントだと感じています。
転換点:Instagramフォロワー1万人超え

Instagramフォロワーが1万人を超えてきたあたりから、LINE運用を本格化させました。
理由は、Instagramのフォロワーは増えていくのに、投稿のリーチが伸びない壁にぶつかったからです。
「フォロワーが1万人いるのに、投稿を見てくれるのは1,000人前後」という現実。これは、これからの時代のSNSでは、ますます加速します。
そこで、Instagramフォロワーを「LINE登録」へ変換する施策を、本気で動かし始めました。フォロワーは「持っているだけの資産」ではなく、「届く資産」に変えてこそ意味がある――これは、当時の自分にとって大きなパラダイムシフトでした。
Instagram → LINE 変換の、具体的な施策
プロフィールに「LINE登録特典」を明示
Instagramのプロフィール文に「LINE登録で500円OFFクーポン」を明記。Linktree経由でLINE登録ページに直接遷移できる導線を作りました。
これだけで、Instagramフォロワーの中から月50〜100人くらいが、安定的にLINE登録してくれるようになりました。
購入完了画面でLINE登録を促す
EC購入完了画面で、「次回購入で使える500円OFFクーポン」を友だち登録特典としてご案内。
買った直後のお客様は満足度が高いので、登録率は20〜30%と非常に高い数字になりました。
商品同梱物にQRコード
商品発送時のサンキューカードに、「LINE登録で500円OFF」のQRコードを印刷。これも一定の登録率がありました。
「商品が届いた瞬間」というのは、お客様の気持ちが一番高まっているタイミングなんですね。ここを逃すのはもったいないと、肌で実感した施策でした。
店舗POPで案内
イオンモール店では、レジ横と試香スペースの両方に、LINE登録特典のPOPを設置。
来店してくださった方の30〜40%が登録してくれていました。
結果:友だち獲得単価100円以下
これらの施策を組み合わせた結果、FreskのLINE友だち獲得単価は100円以下で安定していました。これは、業界相場(200〜500円)と比べて圧倒的に安い水準です。
友だち数は、運用本格化から1年半ほどで5,000人を超えました。「Instagram → LINE」の変換戦略が、ちゃんと機能していた証拠だと感じています。
これは、ちょっと自慢させてください。
配信運用:「世界観の延長」で設計

LINE配信も、Instagramと同じ世界観で運用していました。文章のトーン、絵文字の使い方、配信時間――すべてブランド全体で統一されていることを徹底したんですね。
配信頻度
月3〜4回。事業規模に合わせて、徐々に頻度を最適化していきました。
配信時間
夜21時に統一。ターゲット(20〜40代女性)が、仕事・家事を終えてくつろぐ時間帯ですね。
配信内容のミックス
- 新商品案内:30%
- 季節のおすすめ:20%
- キャンペーン・セール告知:20%
- 使い方提案・ライフスタイルコラム:20%
- 限定先行販売情報:10%
このバランスにすることで、ブロック率は月3%以下、開封率は60%前後で安定しました。
セグメント配信の導入

友だち数が3,000人を超えてきたあたりから、Lステップを導入してセグメント配信を始めました。
主なセグメント
- 新規友だち(登録30日以内):登録特典・ブランドストーリー
- 初回購入後:使い方ガイド・関連商品紹介
- 2回以上購入:リピート促進・新商品先行案内
- 長期未購入(3ヶ月以上):離反防止・特別クーポン
これにより、全員に一斉配信するよりCV率が約2倍に改善しました。
同じ予算・同じ友だち数で、配信の中身を分けるだけで、結果が倍になる――この事実を体験すると、セグメント配信の重要性がよくわかります。
実店舗閉店時のLINE活用

2026年8月末、Freskのイオンモールかほく店を閉店することに決めた際、お客様への告知も主にLINEで行いました。
「いつもありがとうございました。店舗は閉店しますが、ECは継続します」というメッセージを、LINEで送信。同時に、ECへの送客クーポンも配布しました。
結果、店舗閉店後もECの売上はほぼ維持されました。リアル店舗の顧客が、LINE経由でECに流れる導線がしっかりできていたからです。
「実店舗を持っていても、顧客接点をLINEに移していれば、店舗閉店リスクへの備えになる」――この経験から、私はそう確信しました。
この経験は、運用支援の窓口で支援先のお客様にお話するとき、何度も繰り返しお伝えしている事例です。机上の話ではなく、自分の事業で起きた現実だからこそ、説得力を持って伝えられると感じています。
3年半で得た、5つの学び

LINEは「リピート売上の柱」になる
Instagramは認知に強い。LINEはリピート購入に強い。両者を組み合わせると、最強の事業構造ができると、私の中では定義づけています。
友だち数より「アクティブ率」
友だちが5,000人いても、開封率が10%なら実質500人。逆に、友だちが2,000人でも開封率60%なら1,200人に届く。
友だち数より、開封率・ブロック率の管理が重要だと、強く感じています。
世界観の統一が、ブロック率を下げる
InstagramとLINEのトーンが全く違うと、ユーザーはブランドへの信頼を失います。両者を「世界観の延長」として運用するのが、長期的に勝てる戦略です。
セグメント配信は「Lステップ」で実現する
LINE公式アカウント単独だと、セグメント配信は限定的なんですね。Lステップを使うことで、ようやく本格的なリピートマーケティングが可能になります。
LINEのリストは「事業の資産」
InstagramフォロワーやSNSの数字は、アルゴリズム変動で価値が変動します。一方、LINEの友だちリストは、自社が保有する「直接届けられる資産」なんですね。
事業継続性を考えるなら、LINEのリスト育成は、必須の戦略になります。もう一度書きます。LINEのリストは、自社が保有できる、貴重な「事業の資産」です。
この経験を、御社の事業に転用したい
私たちが運用支援の窓口を立ち上げた理由のひとつは、Freskで蓄積したこのLINE運用ノウハウを、御社のような中小企業の事業成長に活かしたかったからです。

業種・規模を問わず、LINEは中小企業の強い味方になります。「Instagramフォロワーは増えたけど売上が伸びない」「リピート購入が増えない」「店舗とECをLINEで橋渡ししたい」――こうした課題は、すべて私たちが自社で実践してきた領域です。
まとめ
FreskでのLINE公式アカウント運用の柱は、「Instagramでフォロワー獲得 → LINEに変換 → リピート購入につなげる」という導線設計でした。
世界観の統一、月3〜4回の配信、セグメント運用、店舗閉店時のリスト活用――すべての施策が、長期的な事業成長につながっていったと感じています。
気になる部分があれば、まずは無料相談で頭の整理からご一緒できればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。