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LINE公式アカウントでよくある失敗|避けるべき7つのパターン
いつもご覧いただき、ありがとうございます。運用支援の窓口の角田です。
今回はLINE公式アカウントの運用で、私自身が見てきた「典型的に陥りがちな失敗」を、できるだけ正直に書いてみます。
失敗の話というのは、本当はあまり目立たせたくないものなんですが、これを共有することで、同じ轍を踏まずに済む方が一人でも増えれば幸いです。
開設しただけで放置

「とりあえずLINE公式アカウント作りました」だけで、配信ゼロのままになっているケース。地方の中小企業で本当に多いパターンなんですね。
友だち登録してくれた人にも、配信が一切ないと「このアカウント、生きてる?」となり、登録した意味自体が失われていきます。
最低でも月1回は何かしらの配信を続けるべきだ、と私の中では定義づけています。
配信内容が「お知らせ」だけ
「営業時間変更のお知らせ」「夏季休業のお知らせ」「新商品のお知らせ」――こうした事務的な告知だけが続くアカウント、本当に多いんですね。
ユーザーから見れば、「読みたい」ではなく「読まなきゃいけない」配信ばかり。これでは、開封率もどんどん下がっていきます。
解決策は、「読み物・ストーリー・お役立ち情報」を3〜4回に1回は混ぜること。
「代表のお気に入りの過ごし方」「スタッフが選んだ今月のおすすめ」「業界の最新トピック」のような、ユーザーが楽しめるコンテンツを織り交ぜていく――。
大事なところなのでもう一度書きます。「読みたい」配信を、定期的に混ぜていくこと。これが、開封率を支えてくれます。
友だち獲得の仕組みがない
「LINE公式アカウント運用してます」と言いつつ、サイトにも、レジ周りにも、SNSプロフィールにも、登録CTAが存在しないケース。
これは、「いつのまにか友だちが増える」と期待しているのと同じで、現実的には無理なんですね。

友だち獲得は、明確な導線設計が必要です(前回の記事でも詳しく書きました)。
これがない状態で、ただ既存友だちに配信しているだけでは、リスト規模はずっと小さいままです。
一斉配信のみで、セグメントしない
友だち全員に同じメッセージを送っている。これも本当に多い失敗ですね。
新規友だち・既存顧客・離反気味顧客――それぞれに同じメッセージを送ると、必ずどこかのセグメントには響きません。
「セールやってます!」を新規友だちに送っても響かないし、「初回購入向け案内」を既存常連に送ったら違和感だけ残ります。
LINE公式アカウントの標準機能だけでは限界がありますが、属性タグの活用、もしくはLステップ導入で、セグメント配信を実現すべきです。
配信頻度が極端

これも2パターンあるんですね。
パターンA:頻度が低すぎる(月1回未満)
3ヶ月に1回しか配信しないアカウント。これだとユーザーは「このアカウント忘れてた」となり、開封しません。「ブロックされていないだけ」で、実質ゼロです。
パターンB:頻度が高すぎる(週2〜3回以上)
毎週何度も配信してくると、ユーザーは「うざい」と感じてブロックします。
地方の中小企業で「攻めの配信」を推奨する代理店もいらっしゃいますが、私はこれは強く反対の立場です。
適正頻度は、業種にもよりますが月2〜4回。これは中庸ではなく、本当に最適解だと、私の中では定義づけています。
効果測定をしていない
「先月の配信、どれくらい開かれた?クリックされた?」を見ていない経営者の方、想像以上に多いんですね。
LINE公式アカウントには、開封率・クリック率・ブロック率の管理画面があります。最低でも月1回はこれをチェックして、配信内容の善し悪しを判断するべきです。
「配信したきり、その結果は見ていない」運用は、いずれ機能不全に陥ります。私自身、Web制作を始めた頃に「作って終わり」のサイトをたくさん見て、当時から「測定なき施策は施策ではない」と感じてきました。LINEもまた、配信して終わりではなく、振り返って初めて改善が始まる――この感覚は大事にしたいところです。
1対1チャットを活用しない
LINE公式アカウントは、ユーザーから個別メッセージが届きます。「予約したいです」「商品について質問です」「お店の場所はどこですか?」――こうしたやり取りができるのが、LINEの大きな強み。

でも、これに返信していない事業者が、本当に多いんですね。
「自動応答だけで放置」「3日経ってから返信」みたいな状態だと、ユーザーは「使えないアカウント」と判断します。
原則として24時間以内、できれば数時間以内に返信できる体制を作るべきです。これだけで、お客様の信頼は大きく変わります。
もう一度書きます。「24時間以内の返信」――これだけで、お客様の信頼は驚くほど積み上がっていきます。
失敗が起きる構造的な背景

これらの失敗が起きる背景には、共通の構造があるなと、私は感じています。
「専任担当者がいない」
地方の中小企業では、LINE運用の「専任担当」がいないことがほとんどなんですね。
経営者や事務スタッフが「片手間」でやっているうちに、運用が形骸化していきます。
「KPIが曖昧」
「LINEの友だちは何人いれば成功?」「配信1回でクリック何件取れれば良い?」を、設定していないケースが大半なんですね。
これだと、運用結果の良し悪しが判断できません。
「他SNSと並列で軽視」
InstagramもXもLINEもやっているけど、それぞれを軽く運用している状態。
LINEは「届く」唯一のSNSなので、軽視するともったいない、と私の中では定義づけています。
失敗を防ぐ、3つの対策
月次の運用KPIを設定する
- 友だち獲得数:目標◯人/月
- 配信開封率:目標◯%以上
- ブロック率:◯%以内
- クリック率:◯%以上
これを明確にして、月次で振り返るだけで、運用の質は劇的に上がります。
配信ネタを「事前に貯める」
毎回「今月何を配信しようかな…」と頭を抱えるのが、LINE運用が止まる典型パターンなんですね。
月初に「今月の配信ネタ4本」を一気に決めておけば、運用が止まらなくなります。
外部の力を借りる
「社内に運用できる人材がいない」「時間が取れない」場合は、運用代行をご検討いただくのも一手です。
弊社でも、LINE運用代行を月額契約の中でサポートさせていただいています。
まとめ

LINE公式アカウント運用で陥りがちな7つの失敗――放置・お知らせのみ・獲得導線なし・一斉配信のみ・極端な頻度・効果測定なし・チャット未対応。
これらを避けるだけで、運用結果は大きく変わります。
細かい話は実際の事業ごとに違ってきますので、もし気になる論点があればお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。