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キーワード選定後の「執筆プロセス」|ライターが守るべき5ステップ
目次
いつもご覧いただき、ありがとうございます。運用支援の窓口の角田です。
SEO記事執筆で「キーワードは決まったけど、ここから何から書き始めればいいか分からない」――この悩みは、自社執筆でもライター外注でも頻発します。
私自身、創業初期の頃は、本当にこれで頭を抱えていました。キーワードは決まっている。なのに、画面の前で手が止まる。気がつくと、3時間ただ画面を見ていた、なんていう日もありました。
累計400記事以上を運用してきた今、振り返って見えた「執筆プロセス」を、5つのステップに分けて率直にお話しします。
競合分析と差別化要素の洗い出し(30〜60分)

記事を書き始める前に、まず競合分析。ここを飛ばす人が、本当に多いんですね。
やること
- 狙うKWで検索し、上位10記事をすべて開く
- 各記事の見出し構造をテキストに書き出す
- 共通項を抽出(全記事が必ず扱っている内容)
- 欠けている視点・データを抽出
- 自社が出せる独自要素を3〜5個リスト化
このステップの目的
競合と「同じ内容」では上位を取れません。「同じ+独自プラス」が必要なんですね。
差別化要素の洗い出しが、ここで決まります。逆に言えば、ここを丁寧にやっておくと、本文執筆が一気に楽になる。私の中では、執筆全体の半分は、ここで決まる、と定義づけています。
記事構成案の作成(30〜45分)

競合分析を終えたら、構成案づくりに入ります。
やること
- 競合分析を踏まえて、H2見出しを5〜10個リストアップ
- 各H2の下にH3を2〜5個配置
- 各見出しに対する「書きたい内容のメモ」を1〜2行
- 記事全体の文字数目安を決定(2,500〜5,000字程度)
- 独自要素を、どのH2に配置するか決定
このステップの目的
構成案なしで書き始めると、論理が破綻したり、書き直しが頻発します。私自身、若い頃は「構成案なんて時間の無駄」と思っていた時期があるんです。今となっては、完全に逆だったと感じています。
構成案を先に固めることで、本文執筆が劇的に速くなる。30〜45分の構成案づくりが、結果的に3時間分の本文執筆を救ってくれる、という構造なんですね。
本文執筆(60〜180分)

ここでようやく、本文に手をつけます。
やること
- リード文(200〜400字)から書く
- H2見出し順に上から執筆
- 1見出しあたり300〜600字を目安に
- 具体的な数字・固有名詞・事例を最低3個入れる
- 箇条書き・短い文を意識
執筆のコツ
完璧を目指さず、まず「完成」を目指す。誤字脱字は推敲ステップで直す。執筆中は文章を止めず、流れを優先する。
これは、自社D2Cブランド「Fresk」を立ち上げて、商品ページや記事を量産していた頃に、痛切に学んだ姿勢です。完璧主義は、執筆の最大の敵だと、私の中では捉えています。
推敲とSEOチェック(30〜60分)

本文を書き終えたら、推敲とSEOチェックです。
推敲
- 誤字脱字の修正
- 長すぎる文(80字超)の分割
- 同じ表現の繰り返し排除
- 箇条書き・テーブルの追加で読みやすく
SEOチェック
- 狙うKWがH1・H2に含まれているか
- 関連KW・共起語が自然に散りばめられているか
- 内部リンクを2〜5本配置
- メタディスクリプション(120字程度)作成
- OGP画像の準備
SEOチェックは、本文の執筆と同じくらい重要なステップです。ここを軽視すると、せっかくの良い記事が、Googleに届きません。
公開と公開後のモニタリング(公開直後+3〜6ヶ月)
記事を公開して、終わり、ではない。これがSEOライティングの少し残酷なところです。
公開直後
- Google Search Consoleにインデックス申請
- SNSでシェア
- 関連する自社記事から内部リンクを追加
3〜6ヶ月後のモニタリング
- 検索順位の確認
- 検索クエリレポートで実際に表示されているKW確認
- 必要に応じてリライト
書きっぱなしの記事は、資産になりません。公開後の数字を見続けることで、過去の記事が「使える資産」に育っていきます。
5ステップを「サボった」時の典型的失敗

逆に、このステップをサボった時、どんな失敗が起きるか。私自身が経験してきた失敗例を、率直に共有します。
ステップ1をサボると:競合に勝てない汎用記事になる
競合分析せず書くと、上位記事との差別化要素がなく、いくら頑張っても2ページ目止まりに留まります。これは、私が創業初期に何度も味わった失敗です。
ステップ2をサボると:論理が散漫な記事になる
構成案なしで書くと、論点が散らかり、書き直しが頻発します。時間効率も品質も、両方悪化していく。
ステップ3で完璧を目指すと:完成まで延びる
「完璧な文章を最初から書こう」と思うと、執筆が遅延します。まず完成、後で推敲が、プロのプロセスです。
ステップ4をサボると:質の低いSEO記事に
SEOチェックを怠ると、技術的な評価要素を逃してしまいます。執筆と同等に重要なステップです。
ステップ5をサボると:「書きっぱなし」で資産化しない
公開後のモニタリング・リライトをしないと、過去記事が陳腐化します。資産化しないんですね。
これは、SEOライティングを「労働」と捉えるか「資産形成」と捉えるかの、分かれ目だと感じています。
1記事あたりの所要時間の目安
| ステップ | 所要時間 |
|---|---|
| 1. 競合分析 | 30〜60分 |
| 2. 構成案作成 | 30〜45分 |
| 3. 本文執筆 | 60〜180分 |
| 4. 推敲・SEOチェック | 30〜60分 |
| 5. 公開・モニタリング(公開直後) | 15〜30分 |
| 合計 | 2時間45分〜6時間 |
1記事に2〜6時間。慣れていないライターは6時間、慣れたライターは3時間程度、というのが現実的な目安です。これより早くできる場合、どこかをサボっている可能性が高いと、私は見ています。
外注ライターを使う場合の運用
外注の進め方
- キーワード・構成案・差別化ポイントを社内で決定
- これらを「執筆ブリーフ」として外注ライターに渡す
- 初稿を受け取り、社内でSEOチェック・推敲
- 必要に応じて修正依頼
- 公開・モニタリング
外注で失敗するパターン
「キーワードだけ渡して書いてもらう」と、競合と同じような汎用記事が上がってきます。構成案・差別化ポイントまで社内で決めて渡すのが、品質確保の鍵なんですね。
外注は、丸投げではなく「分業」だと、私の中では捉えています。社内側で先に頭を使う部分があるからこそ、外注の価値が引き出せる。
記事制作のスケール戦略

初期段階(月1〜2本)
主軸キーワードに集中する時期。クオリティ重視で書き、運用ノウハウを蓄積していきます。
中期段階(月3〜5本)
関連キーワード・派生キーワードに広げる段階。月次でキーワードマップを更新しながら執筆を進めます。
後期段階(月5〜10本)
外注ライターも活用しながらコンテンツ量産。「ピラー+クラスター」型でSEOを面で取りに行く段階に入っていきます。
まとめ|執筆プロセスは「習慣化」が命
5ステップの執筆プロセスは、繰り返すほどに速く・質が高くなります。1本目で6時間かかっても、20本書く頃には3時間で同じ品質を出せるようになる。これは、私自身が累計400記事を運用してきた中で、はっきり実感していることです。
大事なのは、毎回同じプロセスを通すこと。気分で順番を変えると、いつまでも上達しません。地味ですが、続けることが、結局のところ最大の差別化になっていくんですね。
もし御社で同じような状況に心当たりがあれば、無料相談からでもお声掛けください。事業のフェーズに合わせて、必要な打ち手をご一緒に整理させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。