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Instagram広告のクリエイティブ|「広告に見えない」が勝つ時代
いつもご覧いただき、ありがとうございます。運用支援の窓口の角田です。
Instagram広告で結果を出している会社と、出していない会社の差は、ほとんどクリエイティブにある――これは、自分自身で広告を回してきて、確信を持って言えることのひとつです。
今回は、私たちFreskで実際に効いたクリエイティブの作り方と、世間で言われているノウハウへの、私なりの異論を共有していきます。
「広告に見えない」が勝つ理由

Instagramユーザーは、フィードを秒速でスクロールしながら見ています。
その流れの中で、「あ、これは広告だ」と一瞬で認識された瞬間、即離脱されてしまうんですね。
つまり、Instagram広告で効くクリエイティブの第一条件は、「広告だと一見気づかれないこと」だと、私の中では定義づけています。
世間ではよく「広告らしくロゴを大きく」「商品をきれいに撮って」と言われます。でも、私の経験では真逆なんですね。
Freskでは、プロカメラマンに撮ってもらったきれいな商品写真より、スタッフがスマホで自撮りした”普通の投稿風”のクリエイティブのほうが、圧倒的にCTRもCPA(顧客獲得単価)も良い結果でした。
世間の通説への異論

巷の広告運用ノウハウは、半分以上が「もう古い」というのが、私の率直な感想です。
よくある通説に対する、私なりの異論を共有させてください。
「企業ロゴを目立たせる」
これは、もう古い発想だと思います。
むしろロゴが目立つと「広告だ」と認識されて、離脱されるんですね。Freskでは、ロゴはあえて小さく、画面の右下や左上に控えめに置く設計にしていました。
「キャッチコピーは画面いっぱいに大きく」
これも、条件次第だと考えています。
リール広告などフルスクリーン動画では、大きすぎる文字はかえって「広告感」を強めるだけになってしまいます。むしろ、字幕風に控えめにテロップを置くほうが、自然なトーンに馴染むんですね。
「商品を3秒以内に見せる」
これは、半分正しく、半分は間違いだと、私の中では定義づけています。
確かに最初の数秒でユーザーの興味を引かないと離脱されますが、いきなり商品を見せると「これは広告だ」と認識されてしまうんです。
Freskでは、最初の数秒は「ユーザーの悩み」「日常のワンシーン」を見せて、興味を引いてから商品を登場させるパターンが、圧倒的に効きました。
Freskで実際に効いたクリエイティブパターン

クリエイティブで効くのは「広告らしくないこと」――これは何度も検証してきて、もう確信があります。
少し私事になりますが、私はギターのフェンダーが好きでして、思えばあのブランドへの愛着も、もとを辿るとJimi HendrixやJohn Fruscianteが使っていた、という「広告ではない情報」が入口だったんですね。
音楽一家で育ち、子どもの頃からギターを弾いてきた身としては、こうした「憧れの存在が選んでいた」という事実こそが、いちばん強い動機になったわけです。
「広告に見えない瞬間」を作ること。これが、Instagram広告の最大の腕の見せどころだと、私は考えています。
具体的に、Freskで継続的に成果が出ていたクリエイティブのパターンを、5つご紹介します。
「悩み提示型」
「夜なかなか眠れない…」「香りで気分を変えたい…」のように、ターゲットが抱える悩みを冒頭に提示。そのうえで、解決策として商品を提示する、という流れですね。
このパターンは、特に新規認知層に強く、CTRが他のクリエイティブの1.5倍程度まで伸びることが多かったです。
「使用シーン没入型」
商品を使っている女性の手元、お部屋の一角、デスク――そんなふうに、商品が日常に溶け込んでいるシーンを、淡々と見せる手法ですね。
「自分がこの商品を使っている姿」を、ユーザーの頭の中で想像してもらう。これが狙いです。
「スタッフ自撮り型」
スタッフが商品を手に取って、「これ、おすすめなんですよね〜」と自然に話す動画。
リール広告との相性が、本当に抜群でした。プロのモデルが言うより、リアルなスタッフが言うほうが信頼される――これは、肌で実感したところです。
「比較・before/after」
「使う前」「使った後」「他社製品との違い」を見せるパターンですね。
特にコスメ系・美容系・ライフスタイル系商材で、強く効きます。
「数字で証明」
「フォロワー6万人達成」「リピート率○%」「お客様の声3000件超え」――こういった、第三者からの証拠を冒頭に提示するパターンです。
実績訴求の信頼感は、特に高単価商品ほど効果が出てくる、というのが私の体感です。
クリエイティブを「量産」する重要性
1つの完成度の高いクリエイティブよりも、5〜10パターンのクリエイティブを並走させるほうが、結果は安定します。
理由は、2つあります。
- 同じクリエイティブを長期間流すと「広告疲れ(クリエイティブ疲労)」が起きて、CPAが悪化していく
- ABテストで、「効くパターン」を継続的に見つけられる
Freskでは、月に最低5本、多いときは10本のクリエイティブを継続制作していました。
「完璧な1本を作る」より、「7割の完成度でも、複数パターンを並走させる」――この姿勢のほうが、長期的にはCPAが安定する、というのが私の結論です。
クリエイティブの量産は、地方の中小企業には壁が高い
正直に申し上げると、これがいちばんの課題です。
「月10本もクリエイティブを作れる人材が、社内にいないんですよ」――こうおっしゃる地方の中小企業様が、ほとんどなんですね。

解決策は、いくつかあると考えています。
- 動画クリエイターに、外注する
- 運用代行とセットで、クリエイティブも依頼する
- 社内スタッフのスマホ自撮りを、積極的に活用する
- AIによる動画生成・編集を、活用する
Freskでは、最終的に「スタッフのスマホ自撮り+AIでテロップ・編集」というスタイルが、もっとも効率と効果のバランスが良い、という結論に至りました。
AI活用は、今後のクリエイティブ制作の中核になっていくと感じています。地方の零細・中小事業者ほど、ここに早めに慣れておく価値があると思うんですね。
まとめ
結論として、Instagram広告のクリエイティブで重要なのは、「広告に見えない」「複数パターンを並走させる」――この2つだと、私の中では定義づけています。
世間の古いノウハウに振り回されず、自社の商材・ターゲットに合わせて検証を続ける姿勢が、いちばん大切だと感じます。
ご自身の事業に当てはまる部分がもしあれば、まずは現状の棚卸しからお手伝いできます。お気軽にお声がけください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。