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Google広告のコンバージョン計測|GA4・Meta Pixelとの違いも整理
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いつもご覧いただき、ありがとうございます。運用支援の窓口の角田です。
「Google広告のレポートに出てくる『コンバージョン』って、何の数字なんですか?」「GA4の数値と、微妙に違うんですけど…」――こうした質問、本当によくいただきます。
正直に言うと、私自身も自社のFreskを立ち上げた1年目、ここで何度もつまずきました。
運用判断の精度を上げるためには、コンバージョン計測の仕組みを正しく理解しておくことが、地味なんですが本当に重要なんですね。今回は、Google広告のコンバージョン計測について、私なりに整理してお伝えしていきたいと思います。
「コンバージョン計測」とは何か

コンバージョン計測とは、Google広告経由でサイトに来たユーザーが、「実際に問い合わせや購入をしたか」を計測する仕組みです。
この計測ができていないと、Google広告の運用は「広告費を使ったが、それで何件のCVが取れたか分からない」状態になります。これでは、運用判断のしようがないんですね。
私の中で、計測設計は「広告の前提条件」だと位置づけています。広告クリエイティブやキーワードを磨くより、まずここが整っていないと、何を改善すれば良いかすら見えなくなる。
Google広告のコンバージョン計測の仕組み

仕組みそのものは、シンプルです。
- サイトの「コンバージョン完了ページ」(例:問い合わせサンキューページ)に、Google広告の計測タグを設置
- 広告経由で来たユーザーが、そのページに到達したら「1コンバージョン」としてカウント
- カウントしたデータが、Google広告の管理画面に反映
これだけです。仕組み自体は単純なんですが、正しく設定されているケースは、意外と少ないというのが現場の実感です。
計測タグの3つの実装パターン

Google広告のコンバージョンタグは、3つの方法で実装できます。
直接タグを埋め込む
サンキューページのHTMLに、Googleが発行するJavaScriptタグを直接記述する方法。確実なんですが、サイトを触れる人が社内にいないと運用が止まりがちです。
Google Tag Manager(GTM)経由
GTM(タグマネージャ)に、Google広告のタグを設定する方法。一度GTMを導入すれば、追加・修正がGTM管理画面だけで済むため、運用効率が圧倒的に良くなります。
私たちのおすすめは、基本的にこちらです。FreskでもGTMで全部管理しています。
GA4経由(最近の主流)
GA4(Google Analytics 4)と連携して、GA4のコンバージョンイベントをそのままGoogle広告にインポートする方法です。設定が簡単で、複数の計測ツール間の整合性も保てます。
Google広告のCV数と、GA4のCV数が違う、なぜ?

「Google広告の管理画面では月100CV、GA4では月80CV。どっちが正しいんですか?」――こんなご相談、本当によくあります。
結論からお伝えすると:両方とも正しいです。計測ルールが違うだけなんですね。
Google広告の計測ルール
- 「広告クリックから30日以内にCVしたか」を計測
- クリックしたデバイスと違うデバイスでCVしてもカウントされる(クロスデバイス)
- 「ビュースルーCV」(広告は見たがクリックしなかった)も計測対象(設定による)
GA4の計測ルール
- セッション単位で計測
- セッション中にCVが起きたかを判定
- クロスデバイスの追跡は限定的
このルールの違いが、数値の差を生んでいます。「ズレているから故障している」のではなく、計測の前提が違うだけ。
「両方正しい」――この感覚が腑に落ちるかどうかで、運用判断の安定感が変わってくるなと、私は感じています。
Meta Pixel・LINEタグとの違い

Meta(Facebook・Instagram)広告にも「Meta Pixel」、LINE広告にも「LINEタグ」という独自の計測タグがあります。これらは、各媒体の広告経由のCVを計測するためのものですね。
各タグの違い
- Google広告タグ:Google広告経由のCVを計測
- Meta Pixel:Meta広告経由のCVを計測
- LINEタグ:LINE広告経由のCVを計測
- GA4:全チャネル横断でサイト全体のCVを計測
つまり、複数媒体で広告を運用している場合、それぞれの計測タグを別々に設置する必要があります。これがあるからこそ、各媒体のAIが「広告効果を学習」できる仕組みになっているわけです。
FreskでもGoogle・Meta・LINEと媒体ごとにタグを並べていますが、初期はけっこう混乱しました。「タグまみれになってサイトが重くなる」と心配される方もいるんですが、GTMで整理すれば実用上の問題はほぼ出ません。
2024年以降の「Conversions API」の重要性

iOS14のApp Tracking Transparency以降、JavaScript系の計測タグの精度が落ち続けています。Cookieの寿命短縮、トラッキング制限などが続いていて、計測精度は年々下がっているのが現状なんですね。
そこで重要になっているのが、「Conversions API(CAPI)」「Enhanced Conversions」と呼ばれる、サーバーサイド計測の仕組みです。
仕組み
ブラウザのJavaScriptでなく、サーバー側からGoogleやMetaへ直接CV情報を送信する仕組み。Cookie制限の影響を受けにくく、計測精度が大幅に上がります。
導入の有無で大きな差
Conversions APIを導入していないと、計測されないCVが10〜30%発生することがあります。
これに気付かず広告運用していると、「実は最適化が遅れている」状態になってしまうんですね。Googleや各媒体のAIは、「計測されたCVデータ」を元に学習していくので、データが3割欠けている状態だと、学習も3割遅れる。これが、見えにくいけど大きな差になります。
運用代行を引き継いだ案件での実例

これまで運用代行を引き継いだクライアントで、もっとも多い失敗が「コンバージョン計測が機能していない」というものです。具体的には、
- サンキューページ自体が存在しない(直接電話で問い合わせを受けているだけ)
- 計測タグが実装されていない
- 計測タグが古い形式のまま放置されている
- GA4のCVが何も設定されていない
こうしたケースでは、まず計測設計からやり直しになります。これだけで、月のCVデータが「見えない状態」から「正確に見える状態」に変わり、運用判断の精度が一気に上がります。
正直、計測がないまま広告運用しているのは、目隠しで車を運転するようなものです。事故が起きていることすら気づけません。
地方中小企業がよく見落とすポイント
地方中小企業のサイトで、もっとも見落とされがちなのが「電話CV」と「LINE登録」の計測です。
電話CVの計測
サイトの電話番号タップを「コンバージョン」として計測する仕組み。地方のサービス業(整体・歯科・美容室など)では、実は問い合わせの大半が電話だったりします。これを計測していないと、本当のCV数が見えません。
「フォームからの問い合わせは月5件ですけど、電話は月20件来てるんですよ」――地方のクライアントから、こういうお話を伺うことが少なくありません。電話CVを計測に乗せるだけで、広告の評価が180度変わることがあります。
LINE登録のCV計測
LINE公式アカウントの友だち追加を、コンバージョンとして計測する設定です。これも、いまの時代では重要なCVポイントだと、私の中では位置づけています。
まとめ

Google広告のコンバージョン計測は、運用判断の根幹です。Google広告タグ・GA4・Conversions API・他媒体タグの違いを理解し、正しい設計でデータを取りに行くことが、運用品質を決めていきます。
「広告は、計測の上にしか成り立たない」――この感覚は、本当に大事だと、私の中では定義づけています。クリエイティブやキーワードを磨くのは、計測が整ってからの話なんですね。
気になる部分があれば、まずは無料相談で頭の整理からご一緒できればと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。