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Lステップ運用でよくある失敗|「配信しすぎ」と「シナリオ未整備」
目次
いつもご覧いただき、ありがとうございます。運用支援の窓口の角田です。
Lステップを導入してしばらく経った事業者さんから、「思ったほど成果が出ない」「ブロック率が上がってきた」というご相談をいただくことが、最近本当に増えてきました。
こうした失敗には、ほぼ例外なく共通のパターンがあるんですね。私自身、自社運営のFreskの立ち上げ初期に、ここに書く失敗の半分以上を実体験で踏んできました。ですから、今回は綺麗ごとを抜きにして、典型的な失敗とその立て直し方を率直に共有させてください。
配信過多でブロック率上昇

最も多いのが、配信頻度を欲張ってしまうパターンです。
典型例
「毎日配信すれば反応が上がるはず」と考えて、週5〜7回のペースで配信した結果、3ヶ月後にブロック率が15%超えに。
原因
友だちは「配信過多」を感じた瞬間に、迷わずブロックします。1日複数回の配信は、致命的なんですね。
立て直し
配信頻度を週1〜2回に下げる。ブロック率は3〜6ヶ月かけてゆっくり下がっていきます。一気には戻りません。
シナリオ設計なしで導入

次に多いのが、シナリオ設計を端折って導入してしまうパターンです。
典型例
Lステップ契約はしたものの、シナリオ設計を行わずに運用開始。結局LINE公式単体と同じ運用になり、月額分が完全にムダになる、というケース。
原因
ツールを契約することと、運用を設計することは、まったく別の作業なんですね。設計を怠ると、せっかくのツールが活かされません。
立て直し
本気でシナリオ設計に取り組む。社内に時間がなければ外注も視野に入れる。ここで踏み込めるかどうかが、復活できるかの分かれ目です。
タグ管理を使わない
3つ目は、Lステップの真価そのものを使わないパターンです。
典型例
全員に同じ内容を一斉配信するだけで、タグ管理機能を未活用。Lステップの真価がまったく出ていない状態。
原因
タグ設計の労力を惜しんで、簡単な一斉配信に逃げてしまうケース。気持ちは分かるのですが、結局これでは何のためにLステップに切り替えたのかが分からなくなります。
立て直し
最低限の基本タグ(流入経路、購入有無、性別)から導入してみる。徐々にタグ設計を深めていくのが現実解ですね。
配信内容が単調

4つ目は、配信内容の引き出しが少ないパターンです。
典型例
毎回「キャンペーン情報」ばかり配信。教育コンテンツやストーリー型の発信がない状態。
原因
「売り込みコンテンツ」しか発想できず、エンタメや教育の発想がない。読者が「広告だけ送ってくる人」と認識した瞬間に、関係性が終わってしまうんですね。
立て直し
配信内容のバランスを、教育40%、ストーリー30%、CTA30%程度に整える。「売る」割合を3割に抑えるだけで、開封率が変わってきます。
効果検証なしの放置運用

5つ目は、データを見ない運用です。
典型例
導入時に組んだシナリオを、何ヶ月も検証なしで放置。改善されないまま、徐々に効果が下がっていく。
原因
「Lステップは自動化ツールだから検証不要」と誤認してしまうケース。実は継続的なPDCAが必須なんですね。
立て直し
月次レビューを必ず設定する。開封率・CV率を見ながら、シナリオ改善を継続していく形です。
友だち数の少ない段階で導入
6つ目は、導入タイミングそのものを誤るパターンです。
典型例
友だち数300人の段階で導入。月額固定費が回収できず、半年で解約。
原因
友だち数1,000人未満でLステップを契約しても、自動化のメリットが薄いんですね。
立て直し
友だち数1,000人到達まで、LINE公式単体で運用を続ける。タイミングを待つ判断も、立派な経営判断だと、私は思っています。
自社運用で疲弊

7つ目は、人の話です。
典型例
運用担当が「シナリオ作成+配信+分析+改善」のすべてを1人で抱え込み、疲弊して運用ストップ。
原因
Lステップ運用は、想像以上に工数が多い。1人で全部やるのは、ほぼ無理だと感じています。
立て直し
業務を分担する。シナリオ設計は外注、運用は社内、というように分業を設計する。「全部1人で」を諦める勇気が必要ですね。
失敗を「データで」検知する方法

では、失敗の兆しはどこで気づくか。データで検知できるシグナルがあります。
ブロック率の上昇
月1〜2%が標準値です。3%を超えたら要注意、5%を超えたら緊急対応のサインだと、私の中では定義づけています。
開封率の低下
標準70〜80%。50%以下になったら、配信内容そのものに問題があると判断します。
友だち数の頭打ち
増加が止まったら、流入経路の見直しが必要なシグナルですね。
立て直しの「30日プラン」

「立て直すなら、まず30日でこれをやってみる」という骨組みも、整理しておきます。
1〜7日目:現状分析
ブロック率、開封率、シナリオ別の反応率、流入経路別のデータを徹底的に分析する。問題箇所を特定する期間です。
8〜14日目:原因仮説と対策設計
問題の原因を仮説化する。対策案を3〜5個リストアップして、優先順位を付ける期間ですね。
15〜21日目:対策実施
配信頻度の見直し、シナリオの修正、タグ管理の導入など、優先度の高い対策から手を打っていく。
22〜30日目:効果検証
対策後の数値を観察する。改善があれば継続、なければ別の対策に切り替える。30日で完璧を目指す必要はないんですね。
避けるべき「最悪パターン」

逆に、絶対に取ってはいけない打ち手も整理しておきます。
解約
運用がうまくいかないからといって即解約。これまでの友だち情報・タグデータがすべて失われてしまいます。立て直しの方が、はるかに合理的ですね。
放置
「とりあえず契約継続」で運用を放置。月額だけ払い続けるムダになります。
他ツールへ乗り換え
Lステップが悪いのではなく運用が悪い場合、他ツールに変えても同じ失敗を繰り返してしまうんですね。
「成功する人」の共通点
逆に、運用がうまく回っている事業者さんに共通する特徴も整理しておきます。
シナリオ設計に時間をかける
初期構築に40〜80時間かける。これが後の運用効率を決める最大要因です。
月次レビューを徹底
毎月、データを見て改善判断する。地味な継続が成果を生むんですね。
外部の助けを借りる
すべて自社で対応しようとせず、シナリオ設計や戦略立案は専門家を活用する。プライドを脇に置けるかどうかです。
失敗からの「学習サイクル」

誤解のないように言うと、失敗そのものは悪いことではありません。むしろ運用1年目で何度か失敗するのは、ごく普通のことなんですね。
重要なのは、失敗を学習データに変える姿勢です。月次PDCAの中で「何が効いて、何が効かなかったか」を蓄積していく。これが2年目以降の運用クオリティを大きく変えていきます。
2026年の失敗パターンの変化

失敗パターンも、時代とともに少しずつ変わってきています。
AI生成コンテンツの濫用
AIで配信文を量産する企業が増加。「無機質な配信」と受け取られて、ブロック率が上昇するケースが見え始めています。
配信過多による疲弊
LINE全体で配信量が増えていて、ユーザーの「LINE疲れ」も起きているんですね。配信頻度の最適化が、以前より重要になってきていると感じています。
最後に|「失敗パターン」を知っていれば、回避できる

Lステップ運用の失敗は、共通パターンが本当に多いんですね。逆に言えば、事前に知っていれば回避できる失敗ばかりです。
もう一度言わせてください。失敗のパターンを知っていれば、ほとんどは回避できる。そして、失敗してしまったとしても、30日プランで立て直しは十分に可能です。
ソラノデザインの運用支援の窓口では、Lステップ運用の失敗回避と立て直し支援を月14万円〜で対応させていただいています。「Lステップで思った成果が出ない」とお悩みの方は、無料診断からどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。