NEWS / COLUMN
Lステップで何ができる?シナリオ配信・タグ管理・流入分析を実例で解説
目次
いつもご覧いただき、ありがとうございます。運用支援の窓口の角田です。
「Lステップって、結局何ができるの?」――この質問に対して、機能名を列挙するだけでは伝わらないんですね。
実際の運用シーンに置き換えた説明が必要だと、私は感じています。
今回は、Lステップの主要機能を、自社D2C「Fresk」での実運用も交えながら、実例で噛み砕いていきます。
ステップ配信(最重要)

機能概要
友だち追加日から「○日後」に自動でメッセージを配信する機能です。手動配信不要で、すべて事前設定で動きます。
活用例:Fresk新規友だちのステップ配信
- 0日目(追加直後):ご挨拶+初回購入クーポン
- 1日目:商品の使い方・効果説明
- 3日目:お客様の声・実際の効果事例
- 7日目:商品ラインナップ全体紹介
- 14日目:再度クーポン+購入促進
この自動配信だけで、友だち→初回購入率が約1.5倍に改善した、という実例があります。
「自動化なのに、こんなに効くのか」というのが、最初に組んだときの率直な感想でした。
タグ管理
機能概要
友だち1人ずつに複数タグを付与可能、という機能ですね。「性別」「興味」「購入履歴」「最終来店日」などの属性で管理できます。
活用例:購入履歴別のタグ運用
- 「初回未購入」タグ:購入促進メッセージ
- 「リピート顧客」タグ:新商品案内
- 「高単価購入者」タグ:特別オファー
- 「休眠顧客」タグ:呼び戻しキャンペーン
タグ別に配信内容を変えることで、ブロック率を抑えつつ反応率を上げられるんですね。
「全員に同じメッセージを送る」運用から、「その人にとって意味のあるメッセージを送る」運用への転換。これが、タグ管理の本質だと感じています。
シナリオ配信(条件分岐)

機能概要
「Aと答えたら→このシナリオへ」「Bと答えたら→別シナリオへ」のような条件分岐型の自動応答機能です。
活用例:診断型シナリオ
「あなたに合う商品診断」のような診断クイズを設計します。回答に応じて、最適な商品を自動レコメンド。診断中にタグも自動付与する形ですね。
活用例:Q&A対応
「商品の使い方を知りたい→使い方説明」「キャンセル方法を知りたい→キャンセル手順」のような、よくある質問の自動応答です。
カスタマーサポートの負荷を減らしつつ、ユーザーの待ち時間も短縮できる。両方にメリットがある仕組みだと思うんですね。
流入経路分析

機能概要
QRコードごとに独自のID付与。「広告経由」「店舗内QR経由」「ホームページ経由」など、登録経路を分析できる機能ですね。
活用例:広告投資の判断
「Google広告経由の友だち1人あたりLTV」「Meta広告経由の友だち1人あたりLTV」を比較します。投資効率の高い媒体に予算を寄せる判断ができるんですね。
「広告費の判断材料が、媒体ごとに見えるようになる」というのは、経営的にも大きいです。なんとなくの肌感覚で予算配分していた状態から、データに基づく判断に変わるんですね。
クロス配信(セグメント絞り込み)

機能概要
タグや属性を組み合わせて、特定グループへのみ配信できる機能です。
活用例:地域+購入履歴別の配信
「金沢市在住+過去30日に購入なし」のような複合条件で配信できます。地域限定キャンペーン情報を、関連性の高い友だちのみに送信、という使い方ですね。
アンケート機能
機能概要
LINE上で完結するアンケート設計ができます。回答結果はLステップ内に蓄積されます。
活用例:顧客満足度調査
購入7日後に「商品満足度アンケート」を自動配信。回答を分析し、商品改善のヒントにする、という流れですね。
予約管理
機能概要
LINE上で予約受付ができる機能。カレンダー連携、リマインダー自動配信付きです。
活用例:店舗予約のLINE化
美容室、整体、飲食店の予約をLINEで完結。前日リマインダーで予約忘れ防止、というのは特に飲食・サービス業で効くんですね。
リッチメニュー

機能概要
LINEトーク画面下部に表示される、画像メニューです。タグ別に表示内容を変えられる、というのがLステップ版の強みですね。
活用例:会員レベル別のメニュー
「一般会員」「VIP会員」でリッチメニューを変更します。VIP会員には特別商品メニューを表示する、というような使い方です。
URLクリック追跡

機能概要
配信メッセージ内のURLクリックを追跡できます。誰が・いつ・何を見たかを記録できる機能ですね。
活用例:興味タグの自動付与
「新商品のURL」をクリックした友だちに「新商品興味あり」タグを自動付与。次回配信の優先対象に、という流れです。
クリックという「行動」を、自動的にタグという「属性」に変換する。地味ですが、これがCRMとして本当に強い機能なんですね。
自動応答(チャットボット)
機能概要
友だちのメッセージに対する自動応答です。キーワード反応、AI応答などを設計可能ですね。
活用例:営業時間外の自動応答
「営業時間外にお問い合わせいただいた場合の自動返信」「定型質問への自動応答」で、顧客満足度を維持していく形です。
「全機能を使い切る」運用設計

立ち上げ初期(1〜3ヶ月)
- 新規友だちのステップ配信(7日間)
- 基本タグ(購入有無、性別)の設計
- 流入経路の設定(QRコード別)
中期(4〜6ヶ月)
- シナリオ配信(診断・Q&A)
- クロス配信の活用
- リッチメニューのセグメント化
長期(7ヶ月〜)
- アンケートでの顧客分析
- 予約管理の本格運用
- 分析データに基づく継続改善
いきなり全機能を使おうとすると、必ず破綻します。段階的に積み上げていく、という考え方が大事ですね。
使い切らない場合のコスパ問題

月額2〜3万円のLステップは、主要機能を5〜7個以上使い切らないとコスパが悪い、と感じています。
「ステップ配信だけ」では、月額分の元が取れない、というのが正直なところです。
「便利だから入れる」より、「使い切る覚悟を持てるか」で判断するのが、ツール選びの本質だと、私の中では位置づけています。
運用工数の目安
初期構築:30〜50時間
シナリオ設計、タグ設計、リッチメニュー構築。社内対応 or 外注対応、というところですね。
月次運用:10〜30時間
新規配信の作成、分析、改善。本格運用なら月30時間程度は見ておいたほうが現実的だと感じます。
2026年の機能進化
AI連携の強化
ChatGPT等のAIと連携した、より自然な自動応答が広がってきています。
外部CRM連携
Shopify、HubSpotなどとの統合的なデータ連携が進化中ですね。
最後に|Lステップは「機能を使い切る」前提のツール
Lステップは多機能だからこそ、全機能を使い切らないとコスパが悪いんですね。
シナリオ設計を本気で行い、運用を続けることが前提のツールだと、私の中では定義づけています。
「機能を使い切る前提」――少し間を置いて、もう一度お伝えしておきたいフレーズです。
もし御社で同じような状況に心当たりがあれば、無料相談からでもお声掛けください。事業のフェーズに合わせて、必要な打ち手をご一緒に整理させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。