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TikTok広告のフォーマット|In-Feed・TopView・Brandedの使い分け
いつもご覧いただき、ありがとうございます。運用支援の窓口の角田です。
TikTok広告には複数のフォーマットがあって、それぞれ目的・予算・効果がまったく違います。
「TikTok広告」と一括りにせず、フォーマットを正しく選ぶこと。これが、運用成功の鍵だと、私の中では位置づけています。
今回は、TikTok広告の主要フォーマットの使い分けを、中小企業向けの視点でお話ししていきます。
TikTok広告の主要4フォーマット

TikTok広告のフォーマット選定で見落とされがちなのが、「広告フォーマット」と「UGC連動」の組み合わせなんですね。
広告クリエイティブだけで完結させるより、ユーザーが自発的に同じ動きを真似したくなる導線を仕込んでおく方が、結果として広がりが大きい。広告と、その後のUGC拡散をセットで設計するのが、TikTok広告の本当の使い方だと感じています。
In-Feed広告
「おすすめ」フィードに自然に表示される動画広告です。最も標準的なフォーマットですね。
TopView広告
アプリ起動時に最初に表示される大型動画広告。最大15〜60秒です。
Branded Hashtag Challenge
独自ハッシュタグでユーザー参加型キャンペーン。大規模認知獲得向けですね。
Spark Ads
既存のオーガニック投稿(自社・他ユーザー)を広告化するフォーマット。UGC活用に最適です。
フォーマット別の特徴
In-Feed広告
強み:標準的で参入しやすい、運用が柔軟、CV獲得型に向く
弱み:フィード内なのでスキップされやすい
最低予算:1日500円〜
向き:CV獲得、リターゲティング
TopView広告
強み:圧倒的な視認性、ブランド認知に効く
弱み:予算が高い(最低数百万円〜)
最低予算:数百万円
向き:大企業の認知獲得キャンペーン
Branded Hashtag Challenge
強み:UGC生成、爆発的拡散の可能性
弱み:予算が極めて大きい(数千万円〜)、運用難易度高
最低予算:数千万円
向き:大型ブランド認知キャンペーン
Spark Ads
強み:既存投稿の信頼性を活用、UGC活用に最適
弱み:オーガニック投稿がベースなので、品質に依存
最低予算:1日500円〜
向き:UGC活用、ブランド信頼性訴求
こうして並べると、中小企業が現実的に使えるのはIn-FeedとSpark Adsの2つだ、というのが見えてくるかと思います。
中小企業の現実解:In-Feed広告+Spark Adsの併用
中小企業の予算規模では、TopViewやBranded Hashtag Challengeは現実的ではないんですね。In-Feed広告(メイン)+Spark Ads(UGC活用)の併用が、現時点の最適解だと、私は考えています。
うちのソラノデザイン自体も「零細企業」だと自認していますので、大手の手法をそのまま語ろうとは思っていません。予算のない側から見た「使えるフォーマット」を、お話ししたいんです。
予算配分の目安
- In-Feed広告:70%
- Spark Ads(UGC):30%
In-Feed広告の運用詳細
キャンペーン目的の選択
- リーチ:認知獲得型
- 動画再生:動画視聴を増やす
- トラフィック:サイト誘導
- コンバージョン:CV獲得
- カタログ販売:EC連動
業種・目的に応じて選択します。最終ゴールがCV獲得なら「コンバージョン」を選び、機械学習でCV最適化させるのが基本ですね。
入札戦略
初期は「自動入札」推奨です。TikTokアルゴリズムに任せる形ですね。データが溜まったら「目標CPA」などの戦略へ移行していきます。
「最初から手動でガチガチに組まないこと」――これは、TikTokだけでなくMeta広告でも共通する、私なりの運用ルールです。
Spark Adsの活用方法

自社オーガニック投稿の活用
TikTok公式アカウントで投稿し、好反応だった動画を広告化する流れです。オーガニックで実証済みなので、広告化しても効果が出やすいんですね。
顧客UGCの活用
顧客が投稿してくれた動画を、使用許諾を取得して広告化します。最も信頼感のある広告形態だと、私は感じています。
インフルエンサー投稿の活用
インフルエンサーに依頼して投稿してもらった動画を、Spark Adsで配信する方法です。インフルエンサー+広告のダブル効果が見込めます。
フォーマット選定の判断フロー

月予算10万円以下
→ In-Feed広告のみ。Spark Adsは余裕があれば、という判断で良いと思います。
月予算20〜50万円
→ In-Feed広告+Spark Ads併用。ここから本格運用に乗ってきます。
月予算100万円超
→ In-Feed+Spark Ads+TopView併用も視野に入ってきますね。
月予算1,000万円超(年間予算)
→ Branded Hashtag Challengeも検討可能、というレベルです。
「予算規模で選べるフォーマットが決まる」――この感覚を持っておくと、無駄な議論をせずに済みます。
フォーマット選定の典型的な失敗

「とりあえずIn-Feed」で何でも片付ける
運用が進んでも、Spark Adsを試さない、というパターンですね。UGC活用の機会損失だと思うんです。
「TopViewが豪華そう」と無理に出稿
中小企業が予算オーバーで TopView出稿。回収できずに撤退、というケースを実際に見てきました。
「豪華さに惹かれて出稿してしまう」気持ちは分かるんですが、結局回収できなければ意味がないんですよね。
Spark Adsのオーガニック投稿が弱い
低品質なオーガニック投稿をそのままSpark Adsで配信。広告化しても効果が出ない、という典型例ですね。
各フォーマットのKPI
In-Feed広告のKPI
- CV数、CPA
- クリック率(CTR)
- 動画完了率
Spark AdsのKPI
- エンゲージメント率(いいね・コメント・シェア)
- フォロワー増加数
- UGC拡散数
TopView広告のKPI
- リーチ数
- ブランド検索数の変化
- 動画完了率
フォーマットごとに見るべきKPIが違う、という当たり前のようで意外と忘れがちなポイントです。「全部のフォーマットを同じ指標で評価しない」ことを意識しておきたいですね。
地方中小企業の実例
金沢市のBtoC小売店
月予算15万円。In-Feed広告(10万円)+Spark Ads(5万円)の併用です。Spark Adsで顧客投稿動画を活用したところ、CPAがIn-Feed単独より40%改善しました。
石川県内の体験型サービス事業者
月予算8万円。In-Feed広告のみで運用したケースですね。クリエイティブ毎週更新でCPA安定。少額予算でもIn-Feed広告だけで十分な成果を出せた事例です。
地方の小規模事業者にとっては、「身の丈に合ったフォーマットを選ぶ」ことが何より大事だと、改めて感じます。
2026年のTikTok広告フォーマット動向

TikTok Shopとの連動拡大
動画から直接購入できるTikTok Shopが、フォーマット選定の重要要素になってきています。EC連動を意識した設計が標準化していく流れですね。
AI最適化フォーマット
「Performance Plus」など、AIが自動でフォーマット・配信を最適化する機能の活用が広がっています。
縦型動画の標準化
InstagramリールやYouTube Shortsとの統合運用が進んでいます。1本の縦型動画で複数媒体活用が可能に。
整理しておきたいこと|フォーマットは「目的」と「予算」で決まる
TikTok広告のフォーマット選定は、目的(認知 vs CV)と予算規模で決まると、私の中では定義づけています。
中小企業は In-Feed+Spark Adsの併用が現実解。フォーマット選定を間違えると、予算が無駄になるんですね。
「目的」と「予算」で決まる。これは、繰り返しお伝えしたい原則です。
ご自身の事業に当てはまる部分がもしあれば、まずは現状の棚卸しからお手伝いできます。お気軽にお声がけください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い申し上げます。